勝ちは偶然 負けは必然


ユースリーグ初戦が行われました。

星陵高校と対戦しました。


前半の早い時間に

2年生 かずき が先制点を取りました。

それまでも沼津城北のペースで進んでいたので

良い時間帯に先制ゴールが奪えました。


その後もチャンスをつくるものの

最後の精度に欠け、追加点は奪えず前半終了。


後半は、こちらの運動量が落ち、ミスも増えだし、

逆に相手のリズムが良い時間帯での相手のコーナーキックから失点。

とても嫌な時間、嫌な雰囲気のコーナーキックでした。

嫌な予感は的中し、混戦を押し込まれました。


その後、再度攻め込まれて、

サイドからのクロスをあげられて、その流れで相手にP.Kを与え、失点。

このP.Kのジャッジには、何とも言えないところがあるけれど、

そもそも、こんなシーンを作ってしたことがダメでした。


1-2で負け越し。


この後、スイッチが入り、運動量が上がり

相手のゴール前までいく機会が増えました。

ゴールポストに嫌われるシーンもありながらも

再び、かずきがゴールネットを揺らして、2-2


しかし、同点に追いつく前後にも

両センターバックの対応の悪さから

相手FWとG,Kせなとの1対1のシーンが2度ありました。

これは、せなが防いだり、相手のミスに助けられたりして

失点こそありませんでしたが、これが入っていれば厳しかったです。


最後の最後まで何が起こるかわかりませんでしたが、

終了間際、裏に出たパスをFWのけいやが反応し、

相手G.Kと交錯しながらも、そのボールが抜け出て、無人のゴールに勝ち越しシュート。

3-2

劇的な逆転でした。


全員をピッチに送り出し、勝つことができたことは大きな収穫でしたが、

負けてもおかしくない試合で、

偶然こちらが勝たせてもらった試合でした。


偶然勝利する試合はあります。

でも、偶然負ける試合はありません。

勝ちは偶然の要素があり、

負けは必然です。


この試合は、

偶然、何とか勝たせてもらった試合でした。


負けると、

あのシーンでこうしておけば

とか

あそこで決めきっておけば

とか

深く反省し、次に生かそうとします。


勝つと、

試合のダメなシーンは振り返るものの

深い反省にはなりにくいです。

ミスを笑って終わらしてしまうこともあります。


だから、偶然の勝利は怖いです。


偶然、勝たせてもらったとしっかりと思うことです。

そうしないと、次には負けます。


勝てたことは、とても喜ばしいことで

逆転劇も興奮したとは思います。

ただ、こんな試合展開にならなくとも

もっと、しっかりとやり切れれば、良かったと思います。


勝ちを反省できるかが大切です。


初戦の偶然の勝利に浸り過ぎていませんか?


それが、ダウンの姿や

試合後の姿に現れます。


それでは、成長しません。


しっかりと反省して

次に活かすことです。


まだまだ積み重ねが足りないです。

練習の質を上げることです。

練習の隙を、油断を取り除くことです。

甘さを抜き、本気になることです。



まだまだ、成長できる

頑張りましょう。


まずは、期末テスト

闘ってください!



志優人(シュート)

沼津城北高校サッカー部のホームページです。

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