選手権1回戦

選手権が今日、始まりました。

そして、今日、終わりました。

1回戦敗退、0-4で吉原に負けました。


開始90秒での失点、その後に2失点での0-3

後半は、最後の最後でOGで失点し、0-4

厳しい結果となりました。


応援してくれた皆様

声をかけてくれた先生方

いつも来てくれるOBのみんな


勝ちを、ゴールを、喜びをお見せできず、すみません。



足りないところばかりだと思います。

必然的な負けです。



一番は人間的な部分だと思います。


静岡学園と対戦したら

相手の技術、スピード、連動連携、激しさ、速さ、強さ、運動量、フィジカルに圧倒され、何もさせてくれないと思います。それだけの差が全てにあります。


でも、今日の吉原高校との差は、それほどありません。

では、なぜ0-4も差がついたのか。


やはり、それは力を出し切れないメンタル、人間力だと感じます。


全力を出し切れないのです。


それは、なぜか。

一つは、全力でやる経験値が少ないからです。


練習を、全力でやっていますか?

練習で、全力でボールを追っていますか?

練習で、全力で勝ちにいっていますか?

練習で、全力で集中してパスをしていますか?


全力でやっていないから

全力が出せないのだと思います。


たまに出した全力など、全力と呼びません。

たまに大きな声を出したことなど、全力と呼びません。

全力とは、継続して100%を出し続けた先にある101%のことだと思います。



二つに、『勝ちたいという積み重ねです』

サッカーノートを始めましたが

日に日に内容が濃くなったり、自分のことをしっかりと反省して、それを改善すべく取り組んでいる選手もいます。

一方で、ただただその日にやったことを書き、ちょっとした振り返りくらいの選手もいます。

相変わらず字が汚い人もいます。ちょっとスマホで調べれば書ける感じを平仮名で書いてくる者もいます。めんどくさいと感じる心がそういうちょっとしたことを出来なくしています。ノートは人間性が出ます。鍛えてください。


また、

練習後に体力をつけるために外周を走っている選手もいます。

家で毎日欠かさず、筋トレをしている選手もいます。

全体を見て、視野を広くするために、練習の準備や片づけを率先してやる選手もいます。


勝ちたいという積み重ねをしてきた選手は

その想いを、試合でぶつけようとします。

だから、臆することない良いプレーができます。

そういった意味で、今日の試合で、一番それが体現できていたのは、藤田です。

サッカーを始めて、たった六ヶ月の選手が、一番良かったと思います。

そして、それは『素人の藤田にしては良かった』というのではなく、

城北の中で一番、いいプレーをしていました。

サイドバックとして、一番質の高いプレーをしていました。

地に足がついて、プレーが出来ていたと思います。


意味がわからないとあれですので、

『地に足がついて』とは

『気持ちや考えがしっかりと安定していて、堅実で落ち着いた状態』のことです。

その逆は、『浮足立って、冷静さを欠いた状態』



ユースリーグもありますが、次の大きな公式戦は

新人戦

です。12月です。

あっという間に来ます。

そこまでにどれだけチーム力を高めることができるか。

人間力を高めることができるか。


公式戦で結果を出せる選手・チームになって欲しいと思います。

プレッシャーのかかる公式戦でこそ、本質的な強さが見えます。

偽物では通用しません。

ごまかしも、さぼりも通用しません。

それが公式戦です。


人として成長するしか道はないのです。

変化を期待します。

逆に変化しなければ

負け続けるでしょう。


どっちの道を選びますか?


志優人(シュート)

沼津城北高校サッカー部のホームページです。

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