全力感

沼津工業高校と練習試合をさせたもらいました。

会場の準備から、審判までありがとうございました。


試合終了後に、グランド整備を率先してやろうとしていた

沼津城北のサッカー部員の姿がありました。

『自分の使ったグランドを自分で整備する』

とは、当たり前のことなのですが、

それを、自然とやれることは素晴らしいと思います。


継続していきましょう。


ただ、

『沼工の選手がやってくれるでしょ』

という感覚があるようでは

まだまだだったと思います。


いろいろなことに、感謝できる人間でありたいものです。




試合は、結果も内容も厳しいものでした。

現実を突きつけられた感じがします。


一つ目は、メンタルの弱さ

上手くいっているときは、メンタルを保てるが

ミスや失敗、失点、疲労

こういうことがあると、メンタルを保てず

頑張れない、諦める、声が出ない、ミスにびびる

こんな感じです。


心の問題は、日々の自分自身の行動に起因します。

ぶれない心を持ちたければ

ぶれない行動をすることです。

・話をしっかりと聴く

・挨拶をしっかりとする

・掃除を丁寧にする

・授業を我慢して受ける

・授業を前向きに受ける

・家で手伝いをする

・スマホに依存しない

こういったことをぶれずにやれるかです。



二つ目に、何を目的としているのかを明確にできなかったことです。

これは、この試合のみならず

日々の練習から

『試合でこんなプレーをするために』

ということをしっかりと具体的に落とし込んで練習することが大切です。


明確に落とし込む・・・具体的に落とし込む


目標を立てる際にも、この具体性が欠けることがたくさんあります。

どれだけ、具体的にイメージして、落とし込めるか

これがトレーニングの質をあげ、ゲームの質やハーフタイムの質を上げます。

勇吾を先頭に頑張って考えて欲しいと思います。



三つ目に、全力感です。

これは、メンタルの浮き沈みと同じなのかもしれませんが、

やはり、練習からの全力感が足りません。

全力感といっても曖昧な表現なので、具体的に例を出すと

・声が出せるのに出さない

・もっと大きな声を出せるのに出さない

・もっと次の練習への移行を早くできるに考えない

・もっとパススピードを意識できるのにしない

・基礎練習のときに、首を振って周りを見ながらやればいいが、やらない

とか、またゲームの中では

・コーチングの声や盛り上げる声を出せるに出さない

・球際をもっと寄せて強く行けるのにいかない

・セカンドボールへの意識を高くして、もっと追えるのにやらない

・攻守の切り替えを早くして、ポジション修正をできるのにやらない

・まだまだスタミナに余力があるのに、走り切らない

といったところでしょう。



全力というものは、精神的にも、脳的にも、フィジカル的にも苦しく疲れることで

全力でやることは簡単ではありません。

でも、

全力でやることの先に得られることがたくさんあると思います。

それを信じて頑張れるかです。



今日、選手権の決勝が行われます。

ぜひ、両チームの選手の『全力感』を感じてください。

技術以上に、一番見て欲しいところです。







志優人(シュート)

沼津城北高校サッカー部のホームページです。

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