ぐらつかない心


保護者の皆様

今日は、暑い中、朝早くから送迎と応援ありがとうございました。

負けてしまったということもありましたが、

見ていて、気持ちの良い試合とは言えない内容でした。

申し訳ありません。

罵声も響かせてしまい、失礼いたしました。



感謝を形にして届けること

それは

一生懸命に、誠実に、サッカーに挑む姿勢だと思います。

まだまだ、足りていませんでした。

人間力がまだまだ足りていないと感じます。



相手への不満・イライラ

ジャッジへの不満・イライラ

自分のプレーへの不満・イライラ

仲間のプレーへの不満・イライラ

それを、試合後まで引きずる未熟さ。



感情を負の方向に揺さぶられた試合でした。

こういったことに

揺さぶられることなく

ぐらつくことなく

一本しっかりとした心を持って戦い続けられる選手に成長して欲しいと願うばかりです。


負の感情になる前に

勝利へのため、チームのためにやることは

たくさんあります。

それに気づけるかどうかです。




審判への文句や不満について、ある岡山県のサッカークラブのblogがあったので紹介します。



【審判への文句が成長を止めている!】


審判への文句を言う選手や指導者をよく見ます。


時々保護者が文句を言って、ペナルティを受けるチームもありますが・・・


ジャッジが気になる時点で、サッカーに集中していない証拠です。

ファールかどうかは審判が判断します。

それに従うのがサッカー。

ちなみに・・・

ヨーロッパの育成(高校生まで)では、審判は走らないし、ラインズマンもオフサイドラインにちゃんとついていない場合も多々・・・


それで誰も文句を言いません。

それが強豪国のサッカー文化です。


FIFAランキング55位の日本は、審判のジャッジで試合が勝ったり負けたりしても、所詮55位前後。


審判のジャッジで世界トップ10に入るならまだしも・・・

つまり審判がどうこいういうレベルではないと思います。


確かにファールによるセットプレイで得点や失点に繋がっていることが多いし、そういう傾向にあります。


ファールで得点やプレーが阻止されたなら、そのプレイの質、プレイの選択が悪いので、ファールされるのです。


攻撃でのファール=「プレイの質や選択が悪い」

ファールされる選手は、怪我が多く、選手生命が短くなります。

ファールされずに良いプレーをするには、プレーの質や選択のレベルを上げないといけません。

ドリブルでいけば、ファールの確率は上がります。

それでも止めれないドリブルの質を磨くべきです。

審判のジャッジのせいにしている以上、素晴らしいプレーヤーにはなりません。


守備も同じ。

守備は接触プレーが多くなりますが、ファールをせずに、相手を止めなければ、相手に常にFKのチャンスを与えてしまいます。

チャレンジと修正を繰り返しながら、激しく、そしてファールでないラインを見つけなければ、守備の技術は上がりません。


守備もまた審判のジャッジのせいにしていると、守備技術が上がりません。


アクートの指導者は、オフサイドの見落としに、審判に発言することはありますが、それでも受け入れます。

ファールかどうかを抗議したことはほとんどありません。

それが育成に大事だからです。


勝ち負けよりも重要な「成長」が本来の目的です。

選手が試合中に審判に文句を言い出した時点で、その試合は勝てません。プレイに集中していないからです。


相手が激しくボールを奪いに来ても、ファールされないプレーの質と選択。


ドリブルを止めれないメッシ、ボールを奪えないイニエスタ。


二人とも背が大きいわけではなく、体が大きいわけではありません。どちらもファールされないプレーを質を持っていて、状況に応じて選択しているので、怪我なく長くプロ選手生活を送れています。


それが目指すべき、選手の姿です。



ファールされる=上手ではない。
ファールしてしまう=上手ではない。



ということです。

負けた時に選手のベンチに帰ってくる時の会話を聞いていると、審判への文句が多いです。


それは、

「試合に負けた」ことよりも、

「成長していない人間としての負けている」ことの方が重大だということに気づいて欲しいです。


志優人(シュート)

沼津城北高校サッカー部のホームページです。

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