自走できる人間へ


土曜日に時の栖にて指導者講習会がありました。


筑波大学の小井戸監督と三苫薫選手の対談を見せたばかりでしたが、

その小井戸監督が来てくださり、実技講習と講義を受けました。


Aリーグ所属の高校生が30人集まり、

実技指導を受けていました。


サッカーというスポーツは

常にボールと人が動き

同じシチュエーションなどほどんどなく

相手がどう動くかによっても変えなければいけないし

味方の動きも合わせなければいけません。


そういったサッカーの本質を突くようなトレーニングでした。


ポイントは

「状況を把握して、判断して、アクションする」

ことと

「コミュニケーション能力」

でした。


特にコミュニケーション能力という点では

声が少ないという指摘がありました。


味方に情報を伝えてあげれば解決するシーンがたくさんありながら

声に出せる選手が少なかったです。

ここが、大学生との一番の違いに感じたと言っていました。


技術や体力も大切ですが

コミュニケーション能力も非常に大切な要素だと感じます。



午後の講義ではいろいろな話がありましたが、

やはり三笘選手の大学生時代の話でした。


キーワードは「自走」


自分で走れる選手


が成長できる選手だということです。


この走るというのは、ランニングという意味ではなく


① 自分自身で、自分のことを正しく把握する

② どうやって長所を伸ばし、どうやって短所を補うかを考える

③ 実践する


こういったセルフコーチング、セルフマネージメントができる選手が成長し、その代表格が三笘選手であるということでした。


サッカー選手としてではなく

一人の人間としても

自分を分析・把握して

将来、どうしていくべきかを考えて

アクション出来るようになることは

とても大切だと感じました。



午後の講義後に時の栖のAグランドで

アスルクラロ沼津のユースチームが試合をしていました。


赤池が10番キャプテンマークで頑張っていました。

授業以外の本気の姿を初めて見ました。

カッコ良かったです。

高原もその時は出ていませんでしたが、出場していたようです。


今後もますますの活躍を期待します。




志優人(シュート)

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