2回戦を終えて

10月にしては暑い日でした。

新居高校という浜名湖西の学校での試合でした。

暑い中、遠いところまで

応援、本当にありがとうございました。


結果は、0-7

前半に0-6

後半終了間際に失点して0-7


後半はスコアほどの差もなく

相手のゴール前に何度も進むことができました。

ボール保持も負けてませんでした。

でも、前半の6失点が響いての敗戦でした。

無得点で終えてしまったことも課題です。

試合の課題は、またミーティングをしましょう。





帰りながら

素直に今振り返って感じたこと


100回記念大会となる今回の選手権

しかし、コロナ禍での開催。

十分な練習どころか

チームをたくましくする夏も活動ができず

練習試合もユースリーグもストップした中での

久々の試合が先週、そして今日が2試合目。

久々の2試合目。


やはり、今日の前半のような失点の連続

嚙み合わない時間帯から抜け出せない

後ろ向きなプレーからの失点

これは、どうしても出てしまう可能性が高かった。


経験値があれば、防げたかもしれない。

経験値があれば、繰り返さなかったかもしれない。

ただ、経験値を積む期間をコロナによって奪われたことは事実。

これは言い訳ではなく、そうなることは想定されたことだった。



だから、今回の経験は、絶対に次に生かしてほしい。

そして、少なくとも後半には生かせることができた。

それは、良かったこと。




9月から部活を再開して

選手権に向けて動き出して

自主練形式を中心に行って

少しずつだけど良くなっていった。


サッカーノートを始めて

みんなの考えや思いが見える化されて

共有出来て、良い方向にいった。


練習も少しずついい雰囲気になっていった。


もう少し時間があれば

もっと良くなったのにと素直に感じてしまう。

もう少し時間があれば

だからこそ、今日は勝って次に進みたかった。



植松、高野、星那の3人の3年生の力は、本当に大きかった。


植松は、何といっても

チーム一の「愛情」がある。

沼津城北サッカー部への愛情がある。

そのメンバーへの愛情がある。

キャプテンとしての責任とともに

チームへの愛がある

何だかんだ城北サッカー部が大好きなんだと思う。

その愛情がチームを包んでくれた。

一年生を中心に、まだまだ甘い選手も多い

そんな選手も、絶対に見捨てずに

愛情を注いでくれた。



高野は、何といっても

チーム一の「覚悟」があった。

背中で語れる先輩だった。

誰よりもストイックに練習に取り組み

コミュニケーションをとり

自分がやれる最大限のパフォーマンスを常に出した。

自分が下手だとか

自分が足が遅いだとか

そんなことを絶対に言い訳にしない

強い覚悟があった。

その覚悟に、みんなも引っ張ってもらえただろう。



星那は、何といっても

チーム一の「兄貴分」

兄貴分だから、

素直な感情をぶつけたり

時に弟達を可愛がったり

厳しさもあり、優しさもあった。

遠慮のないところも、良いところだと思う。

そして、最近、精神的にも大人になってきて

色々な行動が変化していった。

そんな兄貴の変化は、

絶対に弟達の目に映ったに違いない。

この選手権を通して、強く優しく成長した兄貴だった。



この3人の3年生の意志が揃っていたことが良かった。

誰かが意識が低かったり、情熱がなかったりしたら

上手くいかなかった。

3人がバランスよく、そして同じ方向を見てこれたことが良かった。

本当に良かった。



1年生は、3年生のように意志が揃っているだろうか?

2年生も、意志が揃っているだろうか?同じ方向を同じように見ているだろうか?

1,2年生全体ではどうだろうか?

これが、今後、非常に大切になってくる。

人数が少ない集団である。

ひとりに与えられた責任というのは非常に大きい。

人数が少ないからこそ

同じ方向を向きやすいという良いところもあるが、

逆に、数人が違う方向を見ているだけで、影響力がとても大きい。


仲が良いとか悪いとか

気が合う合わないとかではなく

チームとしての同じ方向を向いているかどうか

同じ基準で行動できているかどうか

が大切になってくる。

上手い下手ではなく

心のベクトルを揃えること

それができると、3年生3人のような一体感が出る。


ここが一番の勝負だと思う。



3年生3人は、残り出場できる試合はユースリーグのみ。

これをどうするのか考えて欲しい。


2年生は、あと高校サッカー人生が長くて1年ちょっと。

これまでは、来年がある、次の年がある

という中でのサッカーだったが

今度の新人戦は、高校最後の新人戦

今度の冬休みのトレーニングは

高校最後のトレーニングをする冬休み

今度のインターハイは、高校最後のインターハイ

今度の夏は、高校最後の夏。

全部が、高校最後である。

1年生は、

あと二回あるとか言っていると

あっという間にその時は来てしまう。


高校というのは人生において二度とこない。


この場所での生き方が

今後の人生のベースをつくる。


いいかげんなベースなら

人生はいいかげんに傾くだろう


努力できるベースがあれば

人生は努力しながら頑張れるだろう


言い訳ばかりしていたら

人生で言い訳をしている自分に後悔するだろう


勝負所で勝負出来たら

人生の勝負所で落ち着けるだろう



これまでより

更に自分を進化させるような方向に

更に自分の殻をむくような方向に

更に自分の新たな一面を見れる方向に


沼津城北高校サッカー部の部員が

そんな方向に動いてくれたら、うれしく思う。



今日の試合にフル出場した選手

途中まで、途中からの選手

1秒も出れなかった選手

マネージャー、先生


全員がそんな方向に進んでいってくれたら

うれしく思うし、良いチームだと思う。


新人戦

すげぇ良いチームがいるねって

言われるような

そんなチームを目指しませんか。




志優人(シュート)

沼津城北高校サッカー部のホームページです。

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